まずは、こちらをごらんください。
このシステムは、
- 特定の Suica(FeliCa) カードをリーダライタにかざすと鍵を開閉する
- 他の FeliCa カードだと開閉しない
動画では、はじめに Suica で鍵開閉を行い、次に他の Felica カードをかざしても鍵開閉が行われないことを示しています。
特定の Suica カードの認証は、単にカードの IDm を読み取って比較しているだけです。
以下、材料と参考にさせていただいた情報などです。
材料
- mbed
- rb303 サーボモータ
- FeliCa リーダー・ライター RC-S620S
- FeliCa RC-S620S ピッチ変換基板(フラットケーブル付き)
- 磁石とか金具とか端材
1,3,4 については スイッチサイエンスさんより購入可能です。
2 のサーボモータに関しては、たぶん秋葉原の千石電商さんで購入しました。
5 の磁石とか金具とか端材はホームセンターで購入したり、拾ったりしました。
参考情報
- スイッチサイエンス : mbedでFeliCa リーダー・ライター RC-S620Sをつかう
- Felica Developer's Blog : Arduino向けRC-S620/S制御ライブラリの提供 [RFワールド No.12連動 -機器構成②-]
失敗談
実は、FeliCa ピッチ変換基盤と mbed のつなぎ方を間違えてしまい、RC-S 620S リーダ・ライタを1台壊してしまいました。
上の写真は 材料3 のピッチ変換基盤です。
僕は一番上が VCC だと勘違いして mbed に接続し、リーダライタを壊してしまいました。
正しい接続の仕方は、上から
- なし
- なし
- GND
- Serial RX
- Serial TX
- VOUT(3.3V)
ですが、なんと嬉しいことに、twitter 上で僕の失敗を知った @wnaitou さんが、新しいFelica リーダライタを贈って下さいました!そのおかげで、この鍵開閉システムができました。
@wnaitou さん、どうもありがとうございました!! m(_ _)m
iphone から操作できるようにもしました。
こちらは、
iphone -> the Internet -> 自宅サーバ -> mbed -> servo
という経路になっています。