2014/01/08

BEAM(Erlang VM) 参考資料まとめ

はじめに

Erlang/OTP で開発したアプリケーションは、通常 BEAM (Erlang VM)と呼ばれる仮想マシン上で動作させます。BEAMに関する資料は、今のところ世の中にあまり多くないようです。BEAMの情報が得やすくなるよう、ここにまとめておきます。

BEAM(Erlang VM) 参考資料

Hitchhiker’s Tour of the BEAM

Erlang Solutions Ltd. の Robert Virding 氏による BEAM の概要解説。Scheduler, Memory 管理, GC, Async Threads について小気味よくまとまっています。

The evolution of the Erlang VM

同氏による Erlang VM の歴史解説。Erlang VM ごく初期のProlog Interpreter や JAM(Joe's Abstract Machine) からBEAMに至るまでの経緯が書かれています。

Erlang Engine Tuning, Know Your Engine – Part II: the BEAM

ERTS本執筆中のErik (Happi) Stenman氏による BEAM解説。Erlang からコンパイルされたBEAM コードがどう解釈されて動作するのか説明されています。

Inside the Erlang VM

Ericsson の Ludin 氏によるErlang VM のについての解説。 主に Scheduler の実装と SMP 対応について書かれています。

How Erlang does scheduling

Erlang VM の Scheduling 方法についての平易な解説。プロセス優先度設定や、プロセスコンテキストスイッチの契機、他の言語(実行環境)との差異について書かれています。


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